開発環境

PF SoCは製品毎に開発評価ボードをご用意しています。製品毎にLinux BSPをご用意していますので、お客様には直ちに開発や評価を始めていただくことができます。PF SoCの開発評価ボードと接続して、ユーザーロジックを搭載するカスタムLSIの評価に使える「セミカスタム・ボード」も用意しています。このボードに搭載されるFPGAには約1500万ゲートのユーザー・ロジックを実装できます。

開発評価ボード

プラットフォームソフトウェア

システム開発の大規模化や性能向上の課題を解決するためには、ソフトウェアを充実させることが必要です。当社は、 「プラットフォームソフトウェア(PF SW)」を提供し、PF SoCの性能を最大限に引き出し、既存ソフトウェア資産の流用性と性能可搬性を高めるだけでなく、サードパーティ製のソフトウェアの導入を容易にするなど、ソフトウェアの開発効率を高めます。

プラットフォームソフトウェア

●標準化されたOpen Frameworkをサポート

組込み機器におけるソフトウェアのうち、基本機能を担うソフトウェア階層であり、PF SoCを制御するドライバーやファームウェア、Linux Kernelといったソフトウェア群に加えて、OpenGL、OpenCLなどの標準化されたOpen Frameworkの活用をサポートします。

●全シリーズ製品共通のソフトウェアを提供

本ソフトウェアは、すべてのPF SoCに共通のものが提供され、上位アプリケーションの互換性を高め、また既存のソフトウェアの流用性を高めますので、開発期間や開発コストといった開発リスクを低減するのに有効です。これは、PF SoCをベースに開発されたカスタムSoCにおいても同様のメリットを享受できます。

●システム開発の負担を軽減

本ソフトウェアでは、システム制御に関わる処理やセキュア機能、ネットワーク待機応答機能などの独自機能に関連するソフトウェアをSystem Controller Firmware(SCFW)に集約しており、アプリケーションはこのファームウェアを介してSoCを制御します。PF SoCのユーザーは、Linuxと連携して機能するこのファームウェアを活用することによって、当該機能の開発負担を削減でき、アプリケーション開発へのリソースシフトが可能になります。
例えば、SoCを省電力モードへ遷移させる場合は、アプリケーションからは一般的なLinuxのフレームワークを使いますが、その下層ではLinuxとSCFWが密に連携し動作することで、アプリケーション開発者にSoCの電源、クロック制御機能について意識させることなく状態を遷移します。省電力モードからの復帰などもSCFWがその制御を担います。LinuxとSCWFがSoCの制御を適切に役割分担することで、システムを堅牢にし、ハードウェアの拡張やカスタマイズにも柔軟に対応します。
新規にカスタムSoCを開発する場合も、カーネルやBSPへの影響を最小限にとどめることができ、PF SoCとそれを動作させるソフトウェアを速やかに入手することが可能です。

●今後の予定

今後は、オープンソースソフトウェアの活用やパートナーとの連携を積極的に推進しながらミドルウェアの拡充をはかるのはもちろん、組込みOSなどもサポートの範囲を広げていく予定です。
また、システム全体の電源制御をより簡便にするための仕組みとして、Linux上のアプリケーションから、PF SoCだけでなくカスタムLSIの電源をシームレスに管理するような、ソシオネクストならではのソリューションを用意します。

製品・サービス

プラットフォームSoC

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