HDMI2.1対応データ送受信 サブシステム
HDMI2.1は、最大帯域が従来のHDMI2.0の約2.7倍となる48Gbpsにまで高速化され、8Kをはじめとする大容量のコンテンツの高画質・高音質かつ低遅延での伝送を可能にする規格で、2017年に策定されました。当社は、家庭用録画機や4Kテレビ向けの映像送受信および大規模サーバーに使用される高速シリアル伝送技術の開発で培った豊富な経験とノウハウをもとに、HDMI2.1に対応したデータ送受信サブシステム(Link/PHY)を提供します。
機能概要
本サブシステムは、HDMI2.1(高精細度マルチメディアインタフェース)の仕様をサポートしています。
最大で4320x7680pのビデオ解像度に対応し、8/10/12bitの色深度をサポート、帯域幅は48Gbps(4Lane)までをカバーします。オーディオは、L-PCMと圧縮オーディオデータに対応しています。さらに、32kHzから192kHzのサンプリングレートに加えて、高ビットレートのオーディオ(最大768kHz)もサポートしています。
主な特長
- VESA DSC1.2a対応
- ダイナミックHDR、eARC対応
- ゲームモード VRR/QMS対応
- HDCP2.3対応
- ホットプラグ検出対応
[例:HDMI2.1-Tx 出力波形@ 12Gbps]
[例:Compliance テスト(protocol) 評価環境]