動画コーデック サブシステム
バースト長の増加を伴うDDRメモリの超高速世代への進化と小サイズの矩形画像データを扱う動画コーデック処理のDDRアクセスとのミスマッチは、DDRメモリ帯域の使用効率の低下を招きます。当社の動画コーデックサブシステムは、独自の技術で高効率・省帯域な動画コーデック処理を可能にします。
機能概要
当社は、DDR進化の影響を大きく受けずに、コーデック処理のメモリアクセス効率を向上させる独自のバス・プロトコルメソドロジーを開発しました。このメソドロジーは、当社のコーデックエンジンとメモリコントローラを密結合させることで、コーデックエンジンがアクセスする画像データの二次元情報をもとに、メモリコントローラ側で物理的なメモリマップを考慮した効率的なDRAMアクセスを実現し、必要なメモリ帯域を大幅に低減します。
主な特長
各種 HEVCコーデック処理を下記の省バス幅(bit数)で実現します。
[例:LPDDR4 2400Mbpsを使用したとき]