挑戦したいことを明確に示せれば
それに応えてくれる環境がある
先端デバイス開発部
2019年入社※記事内容および社員所属情報は取材当時のものです。

ソシオネクストに入社を決めた理由は?

学生時代は化学物質工学を専攻し、薬物送達システム(DDS)の研究に取り組みました。研究と並行してヤンゴン大学(ミャンマー)との国際交流プログラムに研究室の代表として参加する機会もあり、そうした経験から、語学力に磨きをかけながら、化学にこだわらず、質の高いものづくりを通じて世界に貢献できる企業で働きたいと考えるようになりました。ソシオネクストに惹かれたのは、長年培われてきた高い技術力をベースにさまざまな産業向け製品を開発し、世界トップクラスの技術を持つ、SoCサプライヤーとしての実績があること。そして、常に新しいことに挑戦するという社風に刺激を受けたことが大きな決め手となりました。

現在の業務内容は?

大きく2つの業務を担当しています。1つはテスト環境の開発に関わるもので、開発途上のデバイスのテスト工程の効率化や、テスト担当者が仕様書を元に作成したテストプログラムとテストツール間でインターフェースを取れるように、動作環境を整える業務です。もう1つはテスト仕様書の作成業務で、当社が開発したデバイスの品質を保証するために、テストを実施した環境や品質保証のためにどのような条件・手順でテストを実施するかを所定のフォーマットに取りまとめ、実際の結果をもとにテスト条件を最適化する業務を担当しています。

仕事のやりがいは?

テスト環境の開発業務では、業務効率化のために各プロセスの検証が求められ、問題を正確にヒアリングする能力をはじめ、テストに必要なツールを作成する際には創意工夫力も欠かせません。苦労も多いですが、海外拠点のエンジニアと協力する機会も多く、英語力を活かすことができますし、試行錯誤の結果、問題を解決できたときの喜びはとても大きいです。

また、テスト仕様書のクオリティは、当社だけでなくお客様のブランドやエンドユーザーの方々の安全にも関わってきます。その点を念頭に置きつつ、コストバランスも考慮して最適な仕様書を作成する必要があるので大きな責任が伴うものの、業務を通じて学べることが多く、さらに自分が担当したデバイスを搭載した製品が市場に出て、ユーザーのみなさんの生活を支えていると実感できることはやりがいにつながっています。

社内の雰囲気は?

自分がやりたいこと、挑戦したいことを上司や先輩に明確に示すことができれば、それに応えてくれる環境だと思います。以前、英語を活かした業務に取り組んでみたいと上司に相談したところ、それをしっかり覚えていてくれて、資料の英訳や台湾の関連会社とのミーティングで発表を任せてもらったことがありました。入社当時は電気・電子関係やプログラミングに関する知識がほとんどゼロの状態でしたが、多くの先輩方にサポートしていただき、少しずつではありますが理解を深めていくことができています。

今後の目標は?

各種テストへの理解を深めて、適切なテストを実施できるようになるだけでなく、半導体試験装置や新規テストへの対応、テストプログラム変換の短縮などの業務にも積極的に携わっていきたいと考えています。英語力にもさらに磨きをかけて、“世界で活躍できるテストエンジニア”になることが目標です。

ある一日のスケジュール[フレックス勤務]

08:45 出社し、朝礼で情報共有やメールの確認
09:00 テスト関連で使用されているツールやシステムで問題となっている事項を調査
12:15 昼食
13:15 品種のテスト仕様書の作成
14:30 担当している品種の打ち合わせに参加、進捗の共有
16:00 テスト環境開発チームと打ち合わせ。問題の共有とアプローチ法、検証結果について共有
17:00 テスト業務関連の資料を英訳
18:00 週報の作成
18:30 週報を提出し、翌日の業務を確認してから帰宅