「良い仕事は良い道具から」
技術者として魅力的な環境がある
アナログ開発部
2017年入社※記事内容および社員所属情報は取材当時のものです。

現在の業務内容は?

アナログ開発部に所属し、アナログIP回路設計に従事しています。SoCに搭載される電源周辺回路に携わることが多く、最近では電源電圧を監視する回路や、極少電流で動作する発振回路などの機能回路の設計を担当しました。

入社を決めた理由は?

新卒より14年間、ベンチャー企業で現在の業務と同じく、アナログ回路の設計に携わってきました。仕事内容はとてもやりがいがあったものの、事業自体がチャレンジングなことも多かったため、転職を希望しました。ソシオネクストを志望したのは会社規模の大きさをはじめ、自分が培ってきた技術を活かせ、さらに向上させられる環境で、より多くの世の中に出る製品に携わることができると確信したからです。

ソシオネクストの働きやすさは?

前職のベンチャー企業は非常に少人数だったため、入社してまず驚いたのは人の多さでした。また、大人数のチームで動くからこそ作業プロセス一つひとつのルールが明文化されており、それを把握するのは慣れが必要でした。それでも「一緒に頑張りましょう」と心よく迎え入れていただいたおかげで、業務において困り事は何もなかったです。
実質的な業務での大きな違いは、前職ではなかなか扱うことができなかった非常に高価な半導体設計ツール、デファクトスタンダードなツールを潤沢に扱えること。作業効率はもちろん、設計プロセスの信頼性を担保できるところはエンジニアとしてやりがいに感じています。私の父が機械関係の仕事をしていて、「良い仕事は良い道具から」とよくいわれていましたが、その言葉を実感を伴って理解できています。

仕事とプライベートについての考えは?

ロードバイクが趣味で、前職の頃は毎日自転車通勤していました。今では自転車通勤こそしていませんが、毎週末のサイクリングは続けていて、100kmほど走っています。仕事から離れられる時間ではあるものの、無心で走っているとふと仕事のアイデアが浮かんでくることもあり、趣味で心身ともにリフレッシュすることが仕事にも活きています。

今後の目標は?

「専門性を活かして、マルチに活躍できるエンジニアになること」が目標です。当社に入社して驚いたのが、周りのエンジニアの守備範囲が非常に広いこと。例えば回路設計とレイアウト設計は分業が珍しくありませんが、当社のエンジニアは双方できる人も多い。自分もそのような人と肩を並べられるように、専門性を突き詰めながらレイアウト設計やデジタル回路の業務も担当できるようになること、そして、お客様の困り事に対して幅広い知見と経験を生かした解決策を提案できるエンジニアになりたいと考えています。

ある一日のスケジュール[フレックス勤務]

08:00 出社し、メールチェックと本日行う業務を整理する
09:00 設計業務。主に回路シミュレーターを用いて特性取得や動作解析を行う。業務中は他のエンジニアに相談して、アイデアの糧を得ることも
12:00 昼食
13:00 打ち合わせに参加し、進捗の確認や結果の報告を行う
16:00 設計業務に着手。煮詰まってくるとコーヒーを飲んだり、雑談をして気分を切り替えながら作業に取組む
19:00 帰宅